民事信託(家族信託)

家族信託は、委託者の生存中における財産の管理と承継の仕組みです。

主な特長

民法ではできない「後継ぎ遺贈の類似行為」ができる。つまり、受益権をAが死亡したらBへと移転し、Bが死亡したら最終的な残余財産受益者はCというように指定することができる。

遺産分割協議も必要ない。

認知症対策

万一認知症になると、不動産を処分しようとしたり、家族を支援してあげようとしてもできなくなる。成年後見人は、成年被後見人の現状維持が基本なので資産管理については不自由になる。

利用例

●アパートの管理を息子に任せ、収益は本人が得る。本人が死亡したら妻が受益権を得て、収益で生活する。

●自宅を離婚した元妻と子に居住権を与え、子が成人したら元妻に帰属させる。

●自分亡き後は友人にペットの飼育を依頼し、飼育費用を信頼できる身内の者から友人に支払う。最終的な残余財産は動物愛護法人等に帰属させる。